津軽海峡望む郷愁の宿 北海道で知る日本旅館のらしさ width=497

北海道湯の川温泉【若松】

 湯の川といえばかつて道内では一、二といわれた温泉場である。函館近くというせいもあって本州からの観光客は北海道の第一夜を過ごした思い出の温泉である。

 津軽海峡に面して建つ旅舎の窓辺には海鳥が飛びかい、海峡をいききする船影がいちだんと郷愁を誘うかのように下北半島を遠くするのである。

 「あちらが大間岬です」宿の女将の中澤晴子さんの指さす彼方には下北半島の最北端と恐山付近の山々がかすんで見えた。若松は津軽海峡を一望する海辺の宿屋として大正11年から本州の客を守り続けているという。道理で北海道にしては客扱いが違うと思ったが…。昨今は観光団体ずれした大旅館が嫌になった旅通の個人客がどこをどう探したのか訪ねる人が多いという。なるほど内装や調度品もそうした女将のもてなしの心が生きていた。

 函館の温泉宿「若松」はたしかに北海道を訪ねたら毎日でも泊まってみたい海峡をかみしめる宿である。

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施設情報

住所 〒042-0932北海道函館市湯川町1丁目2番27号
TEL 0138-59-2171
URL http://www.wakamatsuryokan.com/
E-mail wakamatsu@hakodate.ne.jp
交通 JR函館本線函館駅よりタクシー13分 函館空港までタクシー7分
道央自動車道国縫ICより国道5号線経由約100Km
建物 木館・木造2階建て 南坊・鉄筋7階建
客室数 29室(バストイレ付26室 トイレ付き3室)
風呂 ナトリウム・カルシウムー塩化物泉/かけ流し 大浴場2、露天風呂2
チェックタイム イン15時、アウト10時
宿泊料 28,350円~77,700円(税込)
MAP
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